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古書店 一馬書房

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古書店 一馬書房

2018/02/23 15:10

こんにちは、一馬書房です。今日はお知らせがあってブログ記事を書いています。表題にもある通り、今週末から兼業という形で一馬書房を運営していくことになりました。前々回の記事でもそのことに触れていましたが、現実の形となりましたので、お知らせします。

一馬書房の開業当初、可能であれば古本を売ることで生計を立てることが出来れば、という考えがありましたが、いま思うとそれはとんでもなく甘い考えだったということが、オンライン古書店を運営していく中で分かってきました。一馬書房のいまのやり方と店主個人の力量では、それだけで食べていくことは不可能に近いと判断し、昨年末からは、再就業の手続きを進めていました。

あれから約三ヶ月が経ち、ようやく希望していた就労場所で雇っていただけることになりました。明日から、もう一度働きに出ます。就労先は、古本関係を扱うオンラインの事業者で、何か学べることがあるのではないかと思って、希望しました。やはり働くとすれば、本と関わる仕事がしたかったのです。それは大学を出た時から一貫して変わりませんでした。元々、一馬書房をはじめたのも、新刊書店で働いた時に上手くいかなかった苦い経験があって、別の就労場所で働いてみたものの、やはり本と関わった仕事で生計を立てるということを諦めきれずにいたからです。古物商の資格を取って、ようやく始められた一馬書房の運営を辞めるつもりは一切ありません。ただ古本屋として長くやっていく為の経験を得る時間と生活費を稼ぐために、これから別のところで仕事を始めることを踏み切った形です。

明日から実際に勤務がはじまっていくので、一馬書房の運営にも少なくない影響があるかとも思いますが、めげずに更新作業をちょっとずつ積み上げていくので、大らかな目で見守ってくだされば有り難く思います。営業は今後も通常通り行いますので、ご安心ください。発送作業はご注文があれば、勤務終了後、帰宅した後に行うこととします。別の就業場所で働くことが、長い目で見れば店主個人にとっても、古書店一馬書房にとっても、プラスになることだと判断した上での再就労ですので、どうぞご理解いただきたく思います。これからもペンを取り、本を並べ、物語を生み出していく人たちと歩むことを止めるつもりはありません。

店主

一馬書房ひとこと営業日誌:Twitter公式アカウント(@kazumashobo)にて読了した本のツイートをはじめてみました。お見かけしてくださった方には割と好評なので、もしよろしかったらTwitterの方も時々覗いてみてください。blogの更新や、『一馬書房、一日一冊』で新入荷した本の紹介も行っています。フォローもお気軽にどうぞ、大歓迎です。基本的にフォローバックさせていただいております。最近は芥川龍之介の本を読んでいます。短編なので、寝る前に一篇読むのがちょうどいいですね。眠れなくなりそうですが笑 ではまた。