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古書店 一馬書房

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古書店 一馬書房

2021/04/20 13:51



こんにちは、一馬書房です。今日は久々に近況報告を。今年も新年度がやってきましたね。桜ももう散って、葉桜の季節が近づいてきましたが、もの書きの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

一馬書房としては三年目の春がやってきました。これからもニッチな個人ネット書店として、マイペースな活動を続けていきたいなと考えています。先月は立て続きに注文をいただくことがあったり、書房で本を買った方から受け取ったよというご連絡をメールやTwitterでお知らせしてくださったりということがありました。何気ないことですが、やっぱりこういう時に、古本屋をはじめてよかったなと思います。

いまのところ一馬書房としての古本活動は、利益は二の次、三の次という感じで、店主である僕自身の趣味の延長線上で運営しています。いまの職場でもそうですが、古本をネット上で売るというやり取りを経験させてもらっているので、この活動はいつでも僕にとってはプラスになっていて。毎日、机の前に座ってものを書き、本を売り、ちょっとだけ世の片隅で働いて、そうやって生きていけたらいいなと思っていました。ある意味でそれはほとんど叶っているのかなといまの生活を送りながら思ったりします。

あとはもう少し多くの人に本を通して、あるいは自分の文章を通じて、ことばを必要としている人のもとへ届けられたらと願っています。

いまの時期は、流行病のことがあり、なかなかひとと触れ合うことが難しい時期ですが、ひとりで自分と向き合ったり、本を読むことで好きなことや興味を追求したりするには、向いている時間なのかなと思います。

四月は出会いと別れの季節とはいいますが、何かを表現し続けるかぎり、あるいは誰かの表現を受け取ろうとするかぎり、どんなに細い糸のように見えても、つながるということがあるんじゃないかと思っております。

そんなご縁を取り持つことが本を届けることによってできたらと、やっぱり三年経っても、古本屋をはじめたときと気持ちは同じです。

古書店 一馬書房
店主


(今年も河川敷に綺麗な桜が咲きました。このあと、ぴかぴかの一年生らしい子どもがこの樹の下で、おろしたての制服を着て記念撮影していました。僕もまた新たな気持ちで古本屋として、ものかきとしての生活をやっていこうと思いました。いい天気でした)