2019/10/02 14:02


ご無沙汰しております、店主の一馬です。突然の休店でご心配をおかけしました。前月に一馬書房のサイトを訪問してくださった方の中には驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。この一ヶ月の間、持病のために、運営するのが難しくなっていて、一時的に店を閉める形でお休みをいただきました。9月度は通っている職場と自宅を往復するだけで精一杯の日々でした。いまは持ち直して、商品の配送手配やサイト更新等、問題なく行えるので、10月2日本日より、運営を再開いたします。

新しくこのお店に来てくださるひとへ、また昔からサイトに遊びに来てくれているひとへ、現在の一馬書房について、お話ししておきます。

『古書店 一馬書房』は店主の趣味的なお店でして、古本の販売を通して、いまの時代に文芸を志すひとのためのささやかな本棚となれば、という思いで作りました。特別に利益を追求するものではなく、この古書店の運営だけで、毎日のご飯を食べていこうとするものではありません。いまは、あくまでも店主個人のオンライン文芸活動の一環と位置づけて、このお店を開けています。

ただ僕自身、どうしても本に関わる仕事がしたくて、その夢が諦めきれずにネット古書店をやっています。10月現在の本業である職場も、古本・メディア商品をAmazonに出店し、販売している会社で働いています。帰宅後に残った時間と、休日の執筆の合間を縫って、一馬書房の運営を行っているので、更新は不定期・不定休です。

商品の配送に関しては、ご注文をいただいてから三営業日以内の配送を心がけております。僕個人としてのお店ですので、時間に追われる職場で行うよりも、より丁寧な梱包で、お手元に古本をお届けできるようにしています。今年で運営二年目ですが、配送手配・梱包に関してのトラブルはまだ一度もありません。もし注文時にお客様にご不安な点があれば、なるべくメールにて、できる限りの対応を行っております。配送料は一冊ごとに250円です。主に日本郵便での配送となります。

今後の一馬書房の方針については、準備が整い次第、本店サイトである一馬書房BASE店とは別に、Amazonへの出店を検討しております。こちらは本業で得たノウハウを元に、本店サイトの運営資金、及び文芸活動費となるよう、利益も追求する形で出店する予定です。

"小説家を目指す人のための古本屋"の企画として、いま考えているのは、店主の短編や、現在執筆中の原稿のラフを、一馬書房で本をお買い上げいただいた希望者の方に、古本とともに同封しようかと思っているのですが、いかがでしょう。

オンラインで文芸活動を行う交流拠点のようなページがあればよいのですが、いまのところネットから身を引いている状態で、日々の生活に徹しているので、これはまだ構想中といったところです(内緒話です笑)。

尚、今月から消費税10%増税となりましたが、当店の古本の価格は既に税込みのものとして計算しますので、価格は以前と据え置きのまま、運営を続行します。

今後とも一馬書房をよろしくお願いいたします。

店主

<一馬書房ひとこと営業日誌>



9月度は体調が良くなかったのですが、それでも、ちょっとでも元気のある休日には、大阪の古本屋や古書即売会に出没しておりました笑 あまりリアルで関わりのあるひとは少ないのですが、見かけたらそっとしておいてやってください。今月は天牛堺書店船場店の跡地にできた槇尾古書店さんを訪れました。見学のつもりでぐるっと売り場を回っていると、隅の一角で洋書コーナーを見つけました。『J・D・SALINGER』の文字を認めたときは、思わず心の中でうぉっ、と叫びました笑 古本屋さんでサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の洋書に出会うのが長年の夢だったのです。ペンギンブックスで経年ヤケのあるものでしたが、とても嬉しかった。自分が本当に憧れた作家の本が手元にある、という事実だけで、勇気づけられる種類の人間がいます。それが古本好きの、もの書きだと僕は思っています。

(了)