2019/02/28 18:54

 一馬書房ブログ記事「一馬書房な日々(二月度活動報告)」

 こんばんは、『古書店一馬書房』店主の一馬です。一馬、というのは店主が個人名義で活動しているペンネームなのですが、新年度を迎えましたので、改めてご紹介をいたしました笑 皆さん、お元気でしょうか? このサイトを見てくださっていることをありがたく思います。今回は久々にブログ記事を書きます。前の記事がお正月頃なので、マイペースな進行ですが、比較的(更新の)ゆるいオンライン古書店なので、その点はご愛嬌、ということでお願いいたします。今年は無理をせず、背伸びせず、フランクに、進めて行けたらなあと願っているところです。

 一馬書房の運営状況について、店主の近況などを交えて、この本店サイトをご覧くださっている方にちょっとずつお伝えしようかなと思い、はじめてみます。不定期連載ですが、ひと月かふた月に一度くらい、こんな感じで運営していますよ、ということを、一馬書房の活動として発信していきたいと思いまして。営業日誌を拾い読みするような、気軽な感覚で読んでくだされば嬉しく思います。

 さて、新年度に入りまして、古書店一馬書房は、運営二年目を迎えました。一月から二月に掛けて、少しずつご注文をいただけるようになり、このお店を見てくださっている方がおられるのだなあということを、実感として感じています。

 このネット古本屋をはじめた頃は月に一件、二件の注文があればよい方で、常に閑古鳥が鳴いておりましたが、今月は既に六人の方に本をご購入いただき、徐々に手応えを感じる日々です。いよいよ本格的にオンライン古書店としての運営が、回り始めたなあという感じです。こんな日々がやって来ることを、ずっと待っていました。

 ほぼ店主の趣味でやっている、このオンライン古書店ですが、本当に、好きで仕入れた本を、自分の手で梱包し、送り届けることができることがとても嬉しく、決してお金には換えられない歓びがあります。使い慣れたメッセンジャーバッグに、梱包した本を入れ、夜の郵便局へと自転車を走らせるときの、あの何とも言えない爽快感といいますか――、その気持ちが忘れられず、こうしてオンラインの古本屋を続けている次第です。ときには上手に梱包や対応が出来なかったりすることもあるのですが、どの本を送るときも、できる限り誠実に、買ってくださったお客さんと、選んでくださった本に対して、失礼にならないように、気持ちを込めて、一馬書房の梱包・配送作業と運営を行っています。

 一応、店主の本業としましては、古本やメディア商品等をAmazonに出品し、販売する会社に、アルバイトとして勤めておりまして、そちらの方でもネット古書店としての勉強になることは多いです。日に何百もの商品が売れていき、その梱包や棚管理、配送手続きを実地で経験できるので、願ってもない職場でした。職場でも梱包し、家でも梱包している、という冗談めかしたこともありますが笑 本業と一馬書房の活動、そして個人の執筆活動、それぞれの歯車がようやくかみ合って、生活が動いていくことを感じています。

 週に五日はアルバイトとして働き、休日の二日に家で一馬書房の運営・更新を行い、合間を縫ってものを書く、という生活リズムが、どうやら私にはしっくり来るようです。ゆくゆくはものを書くことで(書くものは小説だけに限らず、文章で)食べていくことを目指し、その一部を一馬書房の運営費に充て、休日に古本屋をまったり運営するということが、ライフワークとして続けられたらいいなと願っています。

 最後に、個人的なもの書きとしての店主の活動報告ですが、三月末〆の新潮新人賞応募原稿の制作を急ピッチで進めております。毎度のことながら、間に合うかは分かりません泣 ものとしては、いままでの作品よりも小説らしくなってくれていると思うのですが、こればかりは筆を置くまで分からないので。現実の日々の生活に徐々に見通し(光明)が付きはじめたので、物語の執筆を落ち着いて進められるのがありがたいことです。いまは世間から身を引いたようなワンルーム・アパートにひとり隠居(?)しつつ、愛用のポメラDM200にぱちぱちとタイプする日々です。私が本当に望んだ日々は、これだったのかもしれないと思いながら。

 本を売り、ものを書き続ければ、いつか皆さんにお会いできる日が来ることを信じて、店主はぼちぼちと一馬書房を更新し、文章をタイプし、ペンを握り続けます。

 それでは、もの書きのみなさん。お元気で。

 店主
 

(上記写真:店主撮影。先日のサリンジャーの生誕百周年記念映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』ポスターを映画館入り口前で発見。このサリンジャーの画を前にするとしびれますね。映画の内容も非常によかったです。ひとりでも書き続けた彼に勇気をもらいました。写真はモノクロ加工。大阪ステーションシティシネマにて)