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古書店 一馬書房

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古書店 一馬書房

2017/11/12 12:43

十一月となりました。『一馬書房』もおかげさまで最初の一ヶ月の営業が終わり、発送の手順なども実際の手続きを通して学ぶことが出来たので、最初の頃よりも戸惑うことなくオンライン古書店としての作業が出来るようになったと思います。ご注文をいただくことも、十一月に入ってからぽつりぽつりとですが増えてきて、大変有り難く思っております。一日に一冊の新商品をサイトに並べることを心懸けて、ほんの少しずつでも日々変化のあるオンライン古書店にしたいなあと思いながら、更新作業を行っています。

『一馬書房』を始める前と後で、やはり実際にお店を開いてみなければ分からなかったことも多くありました。理想だけでは前に進んでいけないということ、お客さまが本当に必要としている本を適正な価格で手元にお届けすることの難しさ、というものを学んだように思います。まだまだ改善していけるところはいくらもあるので、それはこの古本屋には伸び代があるということだと前向きに捉えて、これからも活動を行っていこうと思います。

店主

『一馬書房』ひとこと日誌:余談ですが、コンセプトにありますように『小説家を目指す人の為の古本屋』を謳っておりますので、私自身も新人文学賞への応募原稿を書きながら日々を送っています。今年の三月末に応募した文藝賞の結果は落選でしたが、十月末日〆の群像新人文学賞に応募致しました。このサイトをご覧になってくださっている方の中には創作活動をされている方が多くいらっしゃると思いますが、そういった方々と連絡を取り合い、互いに執筆を進める為の推進力となるような古本屋でありたいと思っております。もしご連絡を取りたい方がおられましたら、古本の営業とは直接関係がなくとも、メール等を通してお話が出来ればと思っておりますので、当サイトメール(mail@kazumashobo.com)もしくは公式Twitterアカウント(一馬書房@kazumashobo)までご一報くださればと思います。

ばらばらの点も繋いでいけば一つの線となり図像となるように、それぞれの物語が交差し合うことで新たな物語の地平が拓かれてゆくのだと個人的に思っております。『一馬書房』や店主自身がその小さな基点となることが出来れば、これほど嬉しいことはありません。執筆をするということは常に自分ひとりで向き合わなければなりませんが、ペンを握って物語を書いている人間はひとりではないのだということを、互いの灯火を掲げて伝え合うことができればと思っております。