Breakfast at Tiffany's Truman Capote著 (ペーパーバック)
"Breakfast at Tiffany's" Truman Capote著 (『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ著) 洋書 ペーパーバック ABACUS(出版社) 1988刊 157頁 状態:B(並 軽度のヤケ、下部に僅かな折れ跡)
<裏書き・引用(邦訳)>
”MISS HOLIDAY GOLIGHTLLY TRAVELLING” (ミス・ホリデー・ゴライトリー、旅行中)
ホリー・ゴライトリー。社交界の輝ける旅行者。普段は上流階級に身を置き、あるときはそこから降りてきて路地に立っている。彼女は一晩中カクテルを呑みながら心を痛めている。見るもの全てを惹き付け、虜にし、悪ふざけをする漂浪者。彼女に”過去”はない。どこにも留まろうとはしないし、誰のものにもなろうとはしない。街一番の百万長者、ラスティ・トローラーも、シンシン刑務所にいるマフィアのボス、サリー・トマトも、いつもお腹を空かせている小説家も。ぼろ布をまとい海賊の眼をした彼女の猫でさえ、彼女を留めておくことは出来なかった。いつかホリーは落ち着ける場所を見つけるだろう。彼女が旅行に出掛けた頃に。
<店主・コメント>
洋書の裏書きの邦訳に挑戦してみました。拙い訳文ですが、学生の頃を思い出して面白かったです。トルーマン・カポーティの原文に挑戦しようという方は是非。新潮文庫から出ている村上訳と照らし合わせながら読むと、答え合わせも出来て良いかもしれません。カポーティ著作の内、最も優れた美しい物語。あなたにとってのホリー・ゴライトリーは誰ですか?