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古書店 一馬書房

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父と子 ツルゲーネフ著 工藤精一郎訳 (文庫本)

「父と子」ツルゲーネフ著 工藤精一郎訳 新潮文庫 文庫本 357頁 重版 状態:B(並)

 <裏書き・引用>
 農奴解放前後の、古い貴族的文化と新しい民主的文化の思想的相克を描き、そこに新時代の曙光を見いださんとしたロシア文学の古典。著者は、若き主人公バザーロフに”ニヒリスト”なる新語を与えて嵐のような反響をまきおこしたが、いっさいの古い道徳、宗教を否定し、破壊を建設の第一歩とするこのバザーロフの中に、当時の急進的インテリゲンチャの姿が芸術的に定着されている。

 <店主・コメント>
 ”ニヒリズム”という言葉が広く世に知られることとなった元の作品。気になって調べてみると、この言葉を初めて使用したのがドイツの哲学者F.ヤコービで、『フィヒテ宛書簡』(1799)の中に収められているそう。この概念を論じた最も有名な哲学者は、勿論フードリヒ・ニーチェですが、ニヒリズムを文学という形で広めたのはツルゲーネフだった、というのが吃驚しました。文学と哲学は密接に繋がっている分野なので、そういう繋がりの糸を辿るのも面白いですね。

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