ロング・ロング・アゴー 重松清著 (文庫本)

¥ 400

「ロング・ロング・アゴー」重松清著 文庫本 新潮文庫(2012)  398頁 初版 状態:B(並 帯付き 帯内側に折れ跡)

 <帯文・引用>
 どんなに運が悪くても。悲しいことばかりでも。「うまくいかない人生」を愛おしく見つめる全6編。

 僕たちは皆、数えきれないほどの「会えない日々」を胸の奥に抱いて、それぞれの人生を生きている。再会できる相手より会えずじまいの相手のほうがずっと多いだろう。だからこそ、再開はなべて僥倖のドラマになる。――重松清(「文庫版のためのあとがき」より)

 <店主・コメント>
 2000年代、重松清さんは流行の作家でした。新刊書店の棚によく平積みや面陳されて本が並んでいた。個人的な話で恐縮ですが、私が中学生や高校生だった頃、書店に訪れてよく読んだ作家さんのひとりです。彼の作品に出てくる登場人物たちには、皆、人情味があって、ストーリーは少し泥くさいくらいの物語ですけれど、そこには血の通った生身の人間の暖かさが満ち溢れています。その暖かさを生み出しているのは、登場人物達に投げかける重松さんの眼差しの暖かみでしょう。他の作家さんの作品で泣いてしまうようなことってあまりないのですが、このひとの作品だけは頁を閉じると、どうしても目頭が熱くなってくる。本当に素晴らしい作品というものは、組み立てられた物語の精緻さや巧妙な仕掛けの中にあるのではなく、ただシンプルに読んだひとの心を知らぬ間に動かしてしまうようなそんな小説ではないのか、と思わせてくれる物語。特に、『チャーリー』はおすすめです。スヌーピーの漫画に出てくるチャーリー・ブラウンが題材になっていて、幼い頃の自分が甦ってくるように思えます。どうして重松さんの物語を読むと泣いてしまうのかは、いまも分からないままです。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※1回のご注文毎に送料280円が掛かります。

※4,000円以上のご注文で送料が無料になります。

ショップの評価

  • 書くことについて スティーヴン・キング著 (文庫本)

    書くことについて スティーヴン・キング著 (文庫本)

    丁寧な梱包と対応で、ショップオーナーの人柄が滲み出るここちよい買い物ができました。ショップの商品リストが更新されるたびに、購買欲が湧いてきます。また、利用させていただきます。ありがとうございました。

    この度は、古書店『一馬書房』にて商品をご購入くださり、誠にありがとうございます。お届けしました本が無事、お客様のお手元に届きましたようで安心しました。レビューを頂いて大変励みになります。一日一冊、新商品をアップしていくことを目標としておりますので、またいつでもいらしてください。(店主)

<>外部サイトに貼る
外部サイトへの埋め込み方

下記コードをコピーして、あなたのwebサイトのHTMLに貼り付けてください。