緋色の習作 (シャーロック・ホームズ全集1) アーサー・コナン・ドイル著 (文庫本)
「緋色の習作」アーサー・コナン・ドイル著 小林司/東山あかね訳 (注・解説 O・D・エドワーズ 高田寛訳) 河出文庫(2014) 文庫本 322頁 重版 状態:A(美本)
<裏書き・引用>
おどろくべき知識と観察眼をもちながらも、地球が太陽の周りを回っていることすら知らない特異な男――世界一有名な探偵・ホームズとワトスンが初めて出会い、ベイカー街221Bでの共同生活をはじめる、記念碑的作品。オックスフォード大学版の注・解説にくわえ、初版本イラスト全点を複刻掲載した決定版。
<店主・コメント>
世界一の英国探偵小説として最も有名なシャーロック・ホームズ作品。誰もが一度は憧れるホームズの圧倒的推理と知性、そして、名脇役でもあり相棒のジョン・H・ワトスンのふたりの名コンビが出会う、はじまりの物語。長らくドイル作品の名訳として扱われてきた新潮の延原謙訳から時代は流れ、新しい時代のホームズ全集の決定版として名高い河出書房新社版の全集第一作を文庫でお楽しみ頂けます。当時のイラスト挿絵も掲載され、現代の言葉で甦ったシャーロックの物語はここから読むのがおすすめです。シャーロッキアンも頷く納得の完成度。
――独特な職業で、世界でぼくだけだと思う。ぼくは諮問探偵というものなのさ。(シャーロック・ホームズの台詞・引用)