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『山月記・李陵(他九篇)』中島敦著 (文庫本)

¥ 400

岩波文庫(緑145−1) 1994刊 重版 421頁 状態:A(美本。古本として良好なコンディション。地にわずかなヨゴレがありますが、本文・小口・天・カバーは大変綺麗な保存状態です。細かい部分を除けば、ほぼ新品に近い印象を持たれるかと思います)

<梗概>
 三十三年余りの短い一生に、珠玉の光を放つ典雅な作品を残した中島敦(1909-1942)。近代精神の屈折が祖父伝来の儒家に育ったその漢学の血脈のうちに昇華された表題作をはじめ、『西遊記』に材を取って自我の問題を掘り下げた「悟浄出世」「悟浄歎異」。また南洋への夢を紡いだ「環礁」など、彼の真面目を伝える作品11篇を収めた。

<店主ひとこと>
この本を買ったとき、『山月記』が目当てで、棚から背を抜きました。高校生の頃、国語か何かの授業で中島敦のこの作品に触れた記憶があるのですが、そのときは読んでも、物語の意味が伝わらず、教科書を閉じてロッカーに放り込み、友人と遊びに出かけました。あれから十年が経ち、当時はまったく考えていなかった文芸の道を志したり、日々の生活を凌ぎながらものを読む、書くということを、ひとりでずっと続けていると、「おれと同じ身の上に成ったひとでしか分からない」ということの意味が、何となく分かるような気がしてくるのです。臆病な自尊心と尊大な羞恥心という言葉の意味が。李徴が虎とならずに、詩家の道を全うする路があったのでしょうか。この道をひとりで歩こうとする人は、いつも虎と人間の性情の間を行き来しているように、私には思えます。

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