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古書店 一馬書房

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「青い犬の目」ガルシア=マルケス著 単行本

¥690

「青い犬の目」ガルシア=マルケス著 井上義一訳 単行本 福武書店 1990刊 初版 159頁 定価1200円 状態:A(美本 帯付き)

 <帯文・引用>
 幻想と日常的現実が綯い交ぜられた魔術的レアリズムの世界が展開される、『百年の孤独』の著者による傑作短編集。

 <梗概・引用>
 夢の世界に繰り返し現れる女性との奇妙な交流を描いた表題作「青い犬の目」、死に対する恐怖のイメージに満ちた、カフカ的悪夢の世界「三度目の諦め」、自らの美貌に苦しめられる女性の悲しい変身譚「エバは猫の中に」、レストランのカウンターでの店主と娼婦の対話から成る、ヘミングウェイを思わせる小品「六時の女」、死者の側から眺めた日常の光景「誰かが薔薇を荒す」、「百年の孤独」の世界へと通じるマコンド物の一篇「マコンドに降る雨を見たイザベルの独白」他、全11篇を収録。
 
 <店主・コメント>
 表題作「青い犬の目」は特におすすめ。謎めいた台詞の掛け合いと、鏡越しに向かい合ってしゃべる二人の男女の距離感は、まるで現実と夢を往ったり来たり。閉じていく幻想の中に女は消えてゆく、繋ぎとめる為の合い言葉は『青い犬の目』。「鏡の対話」は忙しい現代サラリーマンにこそ読んで欲しい作品。時間に急かされた人間がテーマで現代にも通じます。全体的に死などの重いテーマを扱っていますが、それをラテンアメリカ風にドライな視点で描かれたものが多いです。ガルシア=マルケスの名著『百年の孤独』に関わる物語も一篇入っています。中長編だけがマルケスではないということを読者に示すかのような重厚感のある作品群。

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