「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」マックス・ヴェーバー著 (文庫本)
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」マックス・ヴェーバー著 大塚久雄訳 岩波文庫 1989改訳 重版 状態:B(並 外観は美本ですが線引き、書き込みあり)
<梗概・引用>
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。マックス・ヴェーバー(1864-1920)が比較宗教社会学研究の出発点を画す。旧版を全面改訳そて一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した。
<店主・コメント>
社会学を勉強したことがあるひとなら一度は耳にするはずのマックス・ウェーバーの著書。店主は社会学を専攻しましたので、学生の頃に一度読んだことがあり、こういった系統の本も置きたいと思い並べています。現代の資本主義が成立した背景には、キリスト教圏のプロテスタントの戒律が背景にあり、その影響があったおかげで、資本主義は発展していったという主張を成す本です。社会学を学んでいる方におすすめの一冊。