• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

古書店 一馬書房

  • ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

古書店 一馬書房

『世に棲む患者(中井久夫コレクション)』中井久夫著(文庫本)

¥1,000

筑摩書房(ちくま学芸文庫) 2011刊(2019重版)338頁 状態:A(美麗本。本文、小口、天地、カバーいずれも申し分なく良好です)

<著者略歴> 
中井久夫(Nakai Hisao 1934-)
奈良県生まれ。京都大学医学部卒。神戸大学名誉教授など歴任。著書として『精神科医がものを書くとき』『隣の病』『分裂病と人類』『精神科治療の覚書』など著書多数。

<梗概>
『病気をとおりぬけた人が世に棲む上で大事なのは、その人間的魅力を摩耗させないように配慮しつつ治療することであるように思う』。治療者はもちろん、病者も社会の中で生きてゆかねばならない。しかも、病の進行あるいは治療の過程に伴って、その関係の変数は多様化し、無限に変化していくことになる。では、「治療者というものは、常識と社会通念とを区別して考えるべきである」とする著者は、具体的にどう対処してきたのだろうか。アルコール依存症、妄想症、境界例など、身近な病を腑分けし、社会の中の病者と治療者が織りなす複雑で微妙な関わりを、豊かな比喩を交えて描き出す。

<店主ひとこと>
精神医学の大家であり巨匠、中井久夫先生の著作です。主に、統合失調症圏の病をテーマに、患者がどのようにして回復の過程をたどり、社会に根差していくかを詳らかにしています。おそらくは精神科医師へ向けて書かれてある本ですが、精神の病を持つ患者にとっても有益な示唆がふんだんに含まれています。

『まったく、経験、それももとよりわが国だけの、そして狭い私の経験にたよって言うことだが、寛解患者のほぼ安定した生き方の一つは──あくまでも一つであるが──、巧みな少数者として生きることである、と思う』(本文より抜粋)

精神医学の範疇に留まらず、文学にも造詣の深い中井久夫先生による文章は、底無しの精神の病に陥ったときでも、回復の道標はどこかに残されていると感じられるものです。社会や世には棲みづらい、精神の病に苦しむひとの手をそっと掴んで導くような本。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※送料は別途発生いたします。詳細はこちら

送料について

この商品の配送方法は下記のとおりです。
  • 【日本郵便配送】

    主に、クリックポスト、レターパック、ゆうパックでの配送。

    全国一律 ¥200

ショップの評価

RELATED ITEM