• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

  • ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

『大工よ、屋根の梁を高く上げよ・シーモア序章』J・D・サリンジャー著 野崎孝・井上謙治訳 (単行本)

『大工よ、屋根の梁を高く上げよ・シーモア序章』J・D・サリンジャー著 野崎孝・井上謙治訳 (単行本) 

河出書房新社(今日の海外小説シリーズ) 1970刊 初版 269頁 状態:B+(古本として良好なコンディション。帯付き。カバーにスレ、経年ヤケ等は見られますが、経過年数の割には比較的良いと感じられる保存状態で、本文、小口にヨゴレは見られず、綺麗なコンディションのお品ものです)

<帯文・見返し>
病めるアメリカに嘔吐し、認識と愛の回復をめざす繊細なアウトサイダーの苦悩の軌跡。

この作品はシーモアが単なる解脱者、神知者、悟りをひらいた人であるばかりでなく、グラス一家の絶対に崩れることのない精神的核心であることをはっきりと教えてくれる。「幻想」という共通の歴史のうちに育ったグラス家の人々は、彼らの亡き兄の眼を通してのみ、その頭のいい家族だけの世界から外を見ることができる。――イーハブ・ハッサン

本書の二つの作品はそれぞれの雰囲気と効果がいかに違ったものであろうとも、ともにグラス家についての連作の中心人物であるシーモアに深い関わりを持っている。奇妙なことに、グラス家について書くわたしの喜びと満足とは年とともに、いや増して深まってゆく。(作者の言葉)

<店主ひとこと>
 J・D・サリンジャーという作家は、僕にとって最も思い入れのある作家のひとりです。この作品ではグラス家の次男であるバディ・グラスの視点で物語が語られます。その中心にいるのは、グラス家の伝説的長男、シーモア・グラス。『ナイン・ストーリーズ』所収の短編、「『バナナフィッシュにうってつけの日』に出てくる、あの男です。次男であるバディ・グラスは作者であるサリンジャー自身を投影したものと言われています。僕はこの物語を読んで、サリンジャーの描いた登場人物の内、最も謎めいていて、最も愛されたであろう長兄シーモアの姿がよりはっきりと浮かぶようになりました。そしてひとりのもの書きとして、『シーモア――序章――』に書かれていた言葉を忘れることができません。

 シーモアが、職業作家である弟のバディに向かってアドヴァイスをするシーンがあります。そこに書かれてあることは、たぶん、小説を信じる人間が知っておくべきことの、ほとんどすべてだろうという気がします。もし、ものを書くことに絶望しているひとがいるとしたら、私はこの一冊を黙って勧めます。

もの書き応援企画として、この本をご購入くださる方がいれば、その頁が分かるように栞を挟んでお送りします。サリンジャーからもの書きの心構えを教えて貰えるのは、この本以外にはあり得ません。

愛する作家ゆえ、熱く語ってしまいましたが、ご容赦ください。(店主)

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※送料は別途発生いたします。詳細はこちら

送料について

この商品の配送方法は下記のとおりです。
  • 【日本郵便配送】

    主に、クリックポスト、レターパック、ゆうパックでの配送。

    全国一律 ¥ 200

ショップの評価

RELATED ITEM