『青い眼がほしい』トニ・モリスン著 大社淑子訳(文庫本)
『青い眼がほしい』トニ・モリスン著 大社淑子訳(文庫本)
早川書房 2001刊 重版 323頁 状態:A(美本 古本として大変綺麗な状態です。確認したところ、カバー、小口、中身、すべて問題なく、コンディションの良いお品ものです)
<梗概>
誰よりも青い眼にしてください、と黒人の少女ピコーラは祈った。そうしたら、みんなが私を愛してくれるかもしれないから。白い肌やブロンドの髪の毛、そして青い眼。美や人間の価値は白人の世界にのみ見出され、そこに属さない黒人には存在意義すら認められない。自らの価値に気付かず、無邪気にあこがれを抱くだけのピコーラに悲劇は起きた――白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作。