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『残酷人生論 あるいは新世紀オラクル』池田晶子著 (単行本)

『残酷人生論 あるいは新世紀オラクル』池田晶子著 単行本 情報センター出版局 1998刊 重版 237頁 定価1400円+税 状態:A(美品 古本として非常に良好 帯付き)※絶版本

 <帯文>
 生きて死ぬのはなぜですか? あなたであるのはなぜですか? 気鋭の哲学者が当たり前の人生観・世界観を疑い、見せかけの知性を容赦なく一刀両断する。科学も宗教も哲学も、すべてがここへと回帰する人類への異論!

 <序文>
 ならば、私はこう言おう。考えるということは、残酷なことである。ぐずぐず悩むことに人を甘やかさない。ありもしない慰めで人を欺かない、人生の真実の姿だけを、きちんと疑い考えることによって、はっきりと知るというこのことは、なるほどその意味では残酷なことである、と。むろん、残酷なる真実を知るよりも、甘たるい悩みに憩っていたい人は、そうすればよろし。人は、自分の望むようにしか生きられないというのも、これはこれでまた残酷な真実であろうからである。(本書より)

 <著者>
 池田晶子(Akiko Ikeda 1960-2007)
1960年、東京に生まれる。物心ついた頃から「なぜか精神性以外は認められなかった」。正しさへの愛に満ちたその精神は、思春期にソクラテスと出会った瞬間に、「あ、おんなじこと考えてる!」とわかり、確信へと変わる。以来、「哲学」という言葉をめぐる勘違いとコンプレックスのあふれるこの国で、既成のジャンルにとらわれることなく独自の文章表現を追求している。人生と魂についての真実だけを知りたいと願うその率直な生き方は、もはや哲学者というよりは求道者のそれだ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。

 <店主ひとこと>
 「どうして『私』は私以外の人間ではありえなかったのか」という素朴な疑問をもったことはないでしょうか。池田晶子さんはその問いの根源を探ろうとします。私という、このもっとも近くにあるものを問うことが、もっとも遠いものを問うことであることを、彼女は平易な言葉で教えてくれます。一度読んだらクセになる、味わい深い文章。もし人生について深く思い悩んでいるのなら、この本によって『わかる』ことがあります。
 

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