『変身』フランツ・カフカ著 (文庫本)
『変身』フランツ・カフカ著 中井正文訳 文庫本 角川文庫 1968改版 重版 192頁 定価310円 状態:B(並 古本として良好 天ヤケ)
<著者>
フランツ・カフカ(Franz Kafka 1883-1924)
1883年プラハにユダヤ人の息子として生まれる。カフカとはチェコ語で「カラス」の意。生涯を一役人として暮らしたこの非凡な作家は、一部発表された短編をのぞき、すべての作品を未発表のまま捨て去るように友人に言い残した。1924年、名声というものにはまったく縁のないまま死亡。その迷宮的作品世界はいまなお謎を投げかけている。
<梗概>
平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは気がかりな夢からさめたある朝、一匹の巨大な褐色の毒虫と変わった自分を発見する……。非現実的な悪夢をきわめてリアルに描き現代人の不安と恐怖をあらわにした傑作中編小説。